クリムゾンの迷宮【角川ホラー】
2007年5月14日 読書 コメント (2)
ISBN:404197903X 文庫 貴志 祐介 角川書店 1999/04 ¥672
貴志レビュー二発目。クリムゾンの迷宮。
俺にとってのファーストインパクトはコレ。衝撃のファーストブリット。というよりむしろ瞬殺のファイナルブリットに通ずるであろうその衝撃は半端なものではない。これより前の作品である【天使の囀り】とは似たテイストを漂わせてはいるが、物語のスケール、緊迫感は全くの別物。もうとにかく凄い。引き込まれる。ホラーとSFの中間に位置するであろう本作品は、豊富な知識と心理描写でリアルに描き出された世界観で読者を死のゼロサムゲームへと誘う。ただ後半多少失速気味なのがアレだった気もするが最終的な締めくくりはそりゃもう切ないの一言である。つづく。って感じで終わってはいるが、続かないのがこの手の小説というか貴志作品の常なので深入りはしないでおく。泣きたきゃ泣いて、それでスッキリすればいいのである。そう言われているような気がする。
人間の生きる力、その根低としての勇気をくれたこの作品にぴったりな台詞がある。
底辺を這いずり回ってこそ・・見える光がある・・
貴志レビュー二発目。クリムゾンの迷宮。
俺にとってのファーストインパクトはコレ。衝撃のファーストブリット。というよりむしろ瞬殺のファイナルブリットに通ずるであろうその衝撃は半端なものではない。これより前の作品である【天使の囀り】とは似たテイストを漂わせてはいるが、物語のスケール、緊迫感は全くの別物。もうとにかく凄い。引き込まれる。ホラーとSFの中間に位置するであろう本作品は、豊富な知識と心理描写でリアルに描き出された世界観で読者を死のゼロサムゲームへと誘う。ただ後半多少失速気味なのがアレだった気もするが最終的な締めくくりはそりゃもう切ないの一言である。つづく。って感じで終わってはいるが、続かないのがこの手の小説というか貴志作品の常なので深入りはしないでおく。泣きたきゃ泣いて、それでスッキリすればいいのである。そう言われているような気がする。
人間の生きる力、その根低としての勇気をくれたこの作品にぴったりな台詞がある。
底辺を這いずり回ってこそ・・見える光がある・・
ISBN:4041979064 文庫 貴志 祐介 角川書店 2002/10 ¥700
これ読んだ後、俺も青く潔く生きてみようと思ってみたんだよ(二つ以上の意味で)・・。
ん、いやなに、今も十分青いって?そりゃそうかもなぁ
最近よく思うよ俺も。
でもな。違う意味の青さも大事なんだぜ。失ってはいけない、青い心が。
しかし映画版には興味がわかないんだよ・・
これ読んだ後、俺も青く潔く生きてみようと思ってみたんだよ(二つ以上の意味で)・・。
ん、いやなに、今も十分青いって?そりゃそうかもなぁ
最近よく思うよ俺も。
でもな。違う意味の青さも大事なんだぜ。失ってはいけない、青い心が。
しかし映画版には興味がわかないんだよ・・